📘 ドライアイとアレルギー性結膜炎は症状が減った後のコントロールが大切

  • ドライアイとアレルギー性結膜炎 が幅広い年齢の方に増えています。合併すると互いに増悪させるため治療の進め方に注意が必要です。
  • ドライアイ で目の表面が乾くと角膜や結膜(目の表面)に傷ができます。
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  • アレルギーがあると瞼が炎症をおこして腫れてしまい、瞼の裏の結膜が膨らんでぶつぶつとした状態になります(乳頭増殖)。NAVIS_PIC-00001983_002
 
  • この状態によってさらに目の表面がこすれて傷ができやすくなります。
  • 傷ができると炎症をおこして目の表面の保湿性が悪くなり、ドライアイが益々悪くなります。
  • 両者が合併することで悪循環に陥ってしまうのです。
  • この状態は抗アレルギー薬やドライアイ治療薬の目薬で治療しますが、どちらかの治療が不完全だすぐに症状が再燃しやすくなります。
  • ドライアイ やアレルギー性結膜炎 は糖尿病や高血圧などの成人病と同じく、慢性疾患ととらえる必要があると考えています。
  • この発想がないと点眼治療→軽快→点眼中止→再燃をくりかえすことでより治りにくいこじれた状態にしてしまうことになるのです。
  • 症状が寛解してからも目薬をへらしつつ、コントロールするという発想で、治療をすぐにやめて放置しないことがとても重要です。
  • 特に最近はスギ花粉症のように春先だけではなく秋の花粉症や、年中発症するタイプのアレルギー性結膜炎が多いです。エアコンや暖房によって常に空気が乾燥しているためドライアイも年中つらい方が多いです。
  • 治療の導入や寛解期の目薬の減らし方にはコツがあります。良い治療をうけていただけるように説明を心がけております。わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。