眼の表面、まぶたのトラブルについて


  • 山本眼科のある名古屋市 本山駅周辺は東山公園や動物園も近く、花粉のみならず、さまざまなアレルギーの原因が浮遊しやすい可能性があります。山本眼科ではアレルギーをおこす原因を20分程で検査できる簡便な検査も行っています。指先から血を取るためすこしチクッとするだけなので注射ほどは痛いものではなく、低学年のお子様でも検査が可能です。
  • 最近はすこし目やにがでるとか、瞼の腫れを繰り返していて、他院で抗菌薬点眼を処方されたけれど治らないといって来院される方が増えています。慢性結膜炎や眼瞼炎といった状態です。急性の結膜炎のような菌の増殖による感染ではなく、眼の表面に付着する菌や分泌物などに対するアレルギー反応が炎症が長引いている原因です。
  • これには感染治療だけでは不十分で、アレルギー反応などの炎症を抑える治療が必要となります。そのため低濃度のステロイド点眼を追加します。ステロイド点眼は、薄いものは安全ですが、強いものを使うと眼圧(目の固さ)が高くなることがあり、注意が必要です。山本眼科では症状の強さ、原因に応じて薬を使い分けをしています。必要に応じて詳しく説明し、眼圧検査をさせて頂いて、安全に治療にとりくんでいただいています。
  • また、アレルギー性結膜炎がある眼に眼瞼皮膚炎、マイボーム腺炎が合併して、強い細菌が作用することで、ものもらい(めいぼ)に急速に進展することがよくあります。くりかえす場合、専用の瞼の洗浄液や軟膏による治療が有効な場合があります。
  • お困りの方はお早めに受診してください。