手術をせずにまぶたの開きを改善する眼瞼下垂治療薬「アップニーク®ミニ点眼液」の治療を開始しました。

  • 「まぶたが下がってきて見えにくい」「目が重たい」「夕方になると目が疲れて、ずっと目をつぶっていたい」という訴えの方がいます。
  • これらの症状の原因のひとつは後天性眼瞼下垂(がんけんかすい)です。
  • まぶたの筋力低下やたるみのために、上のまぶたが下がってきてしまう状態で、加齢や長年ハードコンタクトレンズを使用している方に起こりやすい病気です。
  • 眼が小さくなって見えるという美容的な面のみではなく、上側の視野が狭くなって見えにくくなり、疲れやすくなり、生活に支障をきたすことがあります。
  • これまで眼瞼下垂の治療は挙筋というまぶたを上げる筋肉を短縮する外科手術以外にはさほど有効な治療はありませんでした。
  • 新しい点眼薬「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」は、1日1回さすだけでまぶたの開きを改善するという日本初の画期的な後天性眼瞼下垂治療薬です。
  •  山本眼科ではこの度「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」を用いた後天性眼瞼下垂の治療を開始いたしました。
  • 適応の検査、治療導入の流れや費用については図表を拡大してご覧ください。
  • 眼瞼下垂とは 眼瞼下垂の治療の流れと費用製剤写真
  • 効果の現れ方
  • 臨床試験では、点眼後おおよそ15分でまぶたの開きの改善があり、効果は約8時間以上継続すると報告されています。朝1回点眼するだけで、効果が日中続きます。
  • 「上側がが見えにくい」「力を入れないと目が開かない」「目がぱっちりしない」といった症状を軽減できます。
  • ただし、効果には個人差があり、十分な改善を実感できない場合もあります。
  •  適応について
  • まぶたが下がる症状の原因が必ずしも「加齢や筋力低下」だけとは限りません。
  • 神経麻痺や筋無力症、脳や眼窩内の異常などの疾患が背景にあるケースもあります。
  • 突然まぶたが下がってきた・片側だけ目が開かない。瞳孔の大きさが左右で違う・二重に見えるといった症状が伴う場合は、緊急性を要する疾患の可能性もあります。
  • まず眼科を受診して原因を調べることが大切です。
  • 山本眼科では、アップニーク®ミニ点眼液の処方の前に眼科専門医による問診・視力・眼圧・まぶたの開き具合(眼瞼幅)の確認などを行い、適応があるか、安全に使用できる状態かを判断した上で処方いたします。
  • 副作用と安全性
  • 国内の承認審査で確認されている副作用の多くは、比較的軽度なものが中心です。
  • 報告されている主な副作用は以下のとおりです。
  • 点状角膜炎(角膜表面に細かな傷が生じる状態)
  • 結膜充血(白目が赤くなる)
  • ドライアイ症状(目のかわきやゴロゴロ感)
  • 霧視(一時的にぼんやりかすんで見える)
  • 刺激感・違和感(点眼時にしみる・痛む感じ)
  • 軽度〜中等度であることがほとんどですが、症状が長引いたり気になる変化があった場合は、自己判断せず早めにご相談ください。
  • 使用に注意が必要な方・使用できない方
  •  アップニーク®ミニ点眼液は以下に該当する方については、処方の可否を慎重に判断する必要があります。
  • 急激にまぶたが下がってきた方、または複視(ものが二重に見える)を伴う方
  • 緑内障の診断を受けている方、または眼圧が高いと指摘されたことがある方
  • 高血圧・不整脈・狭心症などの心血管系の疾患をお持ちの方
  • 目やまぶた周囲に炎症・感染症がある方既往歴がある方や、現在他の点眼薬・内服薬を使用中の方は、受診の際に必ずお申し出ください。
  • 薬同士の相互作用や全身への影響を考慮した上で、安全に使えるかどうかを判断いたします。
アップニーク®ミニ点眼液による眼瞼下垂治療は保険適用外の薬のため、自由診療(全額自己負担)での処方となります。費用の詳細については、上の図表内に示しておりますが、受診時にお気軽にお尋ねください。
  • 他の疾患による保険診療を必要とした場合、同日にアップニーク®ミニ点眼治療を目的とした診療や点眼の購入はできません。