近視進行抑制とバイオレット光、クロセチン、オルソケラトロジーについて

  • 近年、スマホやPCも低年齢から利用する子供が増えていることから、近視の進行が世界的に問題となっており、20代の方の強度近視(-6D以上の強い近視)が増えています。
  • これは近くを見すぎて眼球が後ろに伸びていくために長くなることが原因です。伸びることによって網膜神経線維ものばされて薄くなり、網膜剥離や緑内障をおこしたり、網膜中心部(黄斑)が障害されて極端に視力が低下するなどの重篤な合併症があります。
  • そのため強すぎる近視による失明が今後増える危険性があるとして欧米や中国では国家レベルの近視進行抑制対策が必要という認識も広まっています。
  • 近視進行の抑制は、
  • 近くを長い時間連続でみないこと。すなわちスマホやゲームなどはこまめに休憩し、遠くを見る時間をとること。
  • バイオレット光に当たる、すなわち外で日光に当たる時間をとること。などが推奨されています。
  • その他、クロセチンやルテイン、ビタミンAなどのサプリメントも注目され、とくにクロセチンが眼軸(目の長さ)が延びるのを抑制するというデータが報告されており、子供用サプリメントも開発されています。
  • また、オルソケラトロジーは、メガネやコンタクトレンズに比べて40%以上近視の進行を抑制するということで、注目されています。
  • 最近の研究により、オルソケラトロジーの近視進行抑制効果は、より軽度の近視のほうが高く、-3Dより強い近視になると効果が低いという報告が最近でてきました。
  • すなわちまだ近視が軽い(眼鏡を初めて必要とするころ)ころから近視抑制治療をはじめる必要があるということになります。強い近視になってしまってからでは遅いのです。
  • そのため、より低年齢の方に対するオルソケラトロジーが増えています。
  • 近視の進行が気になる方、
  • クロセチンのサプリメントやバイオレット光を通すコンタクトレンズ、オルソケラトロジーなどに興味がある方はぜひご相談ください。